交通

2010年11月28日 (日)

「ピーッ↑↓」笛の名手は心づかいのできる人

「ピーッ♪」という笛の音。

数十年前は、よく電車のホームで鳴り響いていましたが最近は如何でしょうか?。

個人的には、あまり聞く機会がなくなったように感じます。

駅も情報化、IT化の影響でしょうか!?

たとえば、高田馬場駅では鉄腕アトムのメロディが出発時の合図音と

して使用されています。

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発信音もIT社会の流動的情勢には逆らえずに、人(笛)から機会的作業(

メロディ)に移行しつつあるのかもしれません。

とはいっても、笛を鳴らして出発をお知らせする、ニュートラル(中立)な線

はまだ多数あると見ています。

とりわけ笛を吹く車掌さんの中には、名手がいます。

一般的な笛の音は「ピィィィィィィィッ」と鳴り響くようなイメージがあると思

いますが笛の名手は、低音から高音にするなど分節的で実にメロデ

ックに鳴らします。

ピィィィィィ↓低音♪

ピィィィィィ♪ ↕

ピィィィィィ↑高音♪

なぜ、先のようにわざわざ音に高低の強弱をつけるのでしょうか?

それは、あらゆる年代の人に安全を知らせるための工夫のようです。

人は、年齢があがるにつれて聴力は鈍磨し、高い音の弁別が困難に

なります(個人差あります)。つまり若者とお年寄りでは、聴覚閾

異なるのです。

モスキート音(高周波数)といって若者にしか聞こえない音もあるほ

どですから―――!?。

そうしたことから、駅員さんは、若者からお年寄りまであらゆる人に

安全を知らせるために、あえて高低を強弱した吹き方をするそうです。

これを知ってから、笛は「騒がしい」という印象から一転し、ポジティブで

積極的な見方ができるようになりました。

※上記は、車掌などの経験のある専門家 に聞きました。 

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